家族で使いやすい、収納と幅広カウンター
タオル類・洗濯用品・身支度のアイテムなど、洗面室に置くものは結構多いですよね。こちらの物件では、しっかりと幅のあるオープン棚を設置しました。タオル類や小物だけでなく、着替えをバスケットに入れて置くこともできます。小さなお子さまがいる家庭なら、お風呂上りはバタバタしがちですが、すぐに着替えができたら、湯冷めの心配もなくスムーズです。
家族が同時に身支度するシーンを想定し、カウンターはワイドタイプに。ゆったりとした気持ちで一日がスタートできそうですね。カウンター下は、オープンな箇所をつくり、ランドリーバスケットや、お子さま用のステップなどをスッキリしまえるようにしました。
また、洗濯乾燥機や浴室乾燥で乾かした衣類をカウンターで畳むことも可能。洗濯動線を短くして家事の手間を軽減します。
ドレッサースペースがある洗面室
こちらは、1LDKのリノベマンション。あえて洗面室にゆとりを持たせ、朝の身支度や、肌のお手入れをゆったりできる、ドレッサースペースを設けました。
幅広カウンターにベッセル型(置き型)の洗面ボウルを設置。シンプルなデザインが抜け感を生み、空間をより開放的に演出しています。さらに、スモーキーグレーとウッドの組み合わせが、お洒落な雰囲気を漂わせます。
こんなドレッサースペースがあったら、朝は気分を上げて支度ができそうですよね。夜はアロマや音楽とともに、リラックスしたお手入れタイムを過ごすのも良さそうです。
フレキシブルな洗面スペース
「洗面室=狭い空間で仕切られている」という概念を取っ払ったのがこちら。写真の左側はゆったりとした土間スペースで、その先は玄関になっています。そして、写真手前側は、ダイレクトに廊下とつながっている間取り。つまり、“玄関→土間→洗面→廊下”に仕切りがない回遊動線になっています。(右側の扉は脱衣スペース・浴室へ続いています。)
この動線の理由は、こちらの物件が、サーフィンなどのビーチスポーツを楽しむライフスタイルを想定しているから。海から帰ってきた時には、土間にサーフボードを置き、ウエットスーツを吊るし、そのまま浴室へ向かえるようになっています。
ただ、帰宅後にすぐ手をキレイにする意識が強くなった昨今では、サーファーの方だけでなく、どなたにとっても機能的な動線と言えるかもしれません。手を汚して帰ってくるお子さまや、花粉を室内に持ち込みたくない時期など、洗面スペースの場所をフレキシブルに考えることで、家の中をクリーンに保つことができます。
ファミリーロッカーと向かい合う洗面スペース
洗面スペースがオープンになっている事例をもう一つ。こちらは、ファミリーロッカーと向かい合っていて、帰宅時に手を洗った後、振り返るだけでバッグや上着などをしまうことができます。ファミリーロッカーとは、家族一人ずつの仕切られた収納。お子さまにとっては、通園・通学のグッズをしまえる自分専用の場所となり、パパ・ママにとってもお出かけ用の上着やバッグなどの定位置として活用できます。
朝は、洗面で洗顔・歯磨きをしたら、すぐに着替えや持ち物の準備ができるので、身支度の時間が短縮。朝の慌ただしい光景が変わりそうですね。
洗面カウンター下は、バスケットなどを置ける収納に。フロート型なので、オープン部分には小さなお子さま用のステップをスッキリしまえます。
ウッド×ホワイトのシンプルな洗面室
コンパクトな洗面室なら、余計なものを省き、シンプルなデザインにすることで洗練された雰囲気に。ミラー枠・棚・カウンターはナチュラルなウッド調で統一。ウッドとホワイトで清潔感たっぷりの空間に仕上げています。
色使いで雰囲気を出す
同じシンプルな洗面室でも、アクセントクロスを取り入れることで、ガラッと印象が変わります。スモーキーなネイビーにウッドの温かさが融合。自分が心地良く過ごせるだけでなく、来客にもお洒落に見られそうですね。