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「子どもが伸びるリビング」のリノベーション事例

小さい子どもがいる家庭にとって、リビングは多くの時間を過ごす場所です。子どもの成長に大きく影響を与える場所だからこそ、環境づくりにこだわってみませんか?

今回は、「『子と住む』をもっと楽しく」をコンセプトとした「cotosumu(コトスム)」シリーズを中心に、リビングに取り入れた工夫を集めてみました。子どもが楽しく遊べるだけでなく、知的好奇心を刺激したり、集中力を高めたり、子どもの力を伸ばすリノベーションの事例をご覧ください。

① 親子ともに笑顔になれる「子ども基地」

子どもにとってリビングは遊び場です。基地のように、開口部のデザインや段差で空間分けをすれば、思い思いに楽しく遊べるスペースになります。また、子どもは、自分で好きにやりたいという気持ちを持っているので、親に干渉されない子ども専用の場所をつくってあげると、自立心や好奇心を高めることができます。

ママ・パパの悩みの種になりがちな“おもちゃのお片付け問題”も、「子ども基地」に片付けるルールにすれば、スッキリ解決。毎日の習慣にすることで、自然と整理整頓する力が身に付きます。片付けの注意をする機会も減って、親子ともに笑顔が増えそうですね。

② リーディングヌックで本と仲良しに
※こちらの物件はcotosumuシリーズではありません。
※こちらの物件はcotosumuシリーズではありません。

リーディングヌックとは、“読書のための、こじんまりとしたスペース”のこと。小さな頃から、本に親しみを持てるよう、主に欧米の家づくりで取り入れられている空間です。子どもは、三方を囲われた空間にいると、集中力が高まると言われており、リーディングヌックは、本に没頭するうってつけのスペースです。子どもがリラックスしながら読書を楽しめるよう、柔らかいクッションやぬいぐるみなどをレイアウトしても良さそうです。

③ 表紙を見せて興味を誘う

“絵本の読み聞かせをしてもらうのが大好きだった子どもが、遊びの世界が広がるにつれ、いつの間にか本を読まなくなる”というのは、よくあることかもしれません。そのような時に活用できるのが「絵本ラック」です。数冊しか立て掛けられないので、収納機能はほぼありません。ただ、子どもの目線に本の表紙を見せて置ける、というのが大きなメリットです。書店で平積みされている本を、思わず手に取ってしまうように、表紙が見えていると、どんな本か気になって、子どもが自然に手を伸ばすようになります。ママ・パパは、書店員さんのように、本のセレクトを楽しんでみてはいかがでしょうか。

④ マグネット壁で壁面を有効活用

子どもが園から持ち帰ってくるお絵描き・工作・折り紙などの作品。飾ってあげたい気持ちはあるものの、次から次へと増えてきて、飾る場所に困ってしまいますよね。そこで、飾る定位置として活用できるのが、マグネット壁です。マグネットなので、画鋲などと比べて、気軽に付けたり外したりできるのがメリット。しっかり飾ってあげられたら、子どもも嬉しい気持ちになりますね。園・学校からのお知らせを貼っておくのにも便利です。

また、マグネットパズルなどを使って遊ぶ活用法も。1,2歳なら、ペタペタ貼ったり取ったりする動きだけでも楽しめますし、言葉に興味を持ち始めたら、ひらがな・数字・アルファベットなどのマグネットを用意して、知育遊びをすることもできます。

⑤ 落書きOKの壁で伸び伸び育てる

子育てをしていて、多くのママ・パパが経験するのが“壁の落書き”です。ダメと伝えても、繰り返し落書きされて、諦めモードになってしまうという声も少なくありません。その問題、ダメと行動を制限するのではなく、落書きOKの場所をつくってしまう、という方法で解決するのはいかがでしょうか。

こちらの事例でリビングの一部に採用したのは、ペンで書いても簡単に消せる機能の壁です。壁に思い切り書ける環境を用意してあげることで、伸び伸びと創造力を育むことができます。マグネットが付く機能もあるので、子どもの制作物を飾ったり、小物の収納場所としたりなど、様々な活用法があります。

⑥ リビング学習は集中できる環境を

家事をしながら勉強の様子を見守れるリビング学習ですが、周囲が気になって勉強しにくいというデメリットが挙げられることも。そこで、より集中できる環境をつくるために、スタディコーナーを空間分けするのも一つの手です。

こちらの事例は、キッチンやリビングにいる家族とコミュニケーションがとれる位置にありながら、腰壁で仕切られており、ブースのようになっています。腰壁はチェアに座った時に手元が隠れる高さ。子どもが座ると壁が目線の高さにくるので、余計なものが気になりづらい環境をつくることができます。

 

デスク横の棚には、教科書・ノート・本・文房具など、デスクで使うものを収納できます。最短のお片付け動線で、“取り出したらしまう”の習慣が身に付きやすくなります。さらに、デスク背面の扉を開けると、ファミリークローゼットにつながっていて、通園・通学の準備が一か所で完結できるような仕組みになっています。

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毎日多くの時間を過ごすリビングの環境を整えたり工夫を取り入れたりすることで、子どもの成長の機会を増やすことができます。子どもを褒める機会が増えると、親子ともに笑顔が増えますよね。子どもが伸びるリビングの環境づくりに目を向けてみませんか?

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