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小学校入学前の住まい探し、おさえておきたいポイントとは?

小さなお子さまのいるご家庭では、小学校入学前に住まいを購入したい、というプランを立てることも多いですよね。
確かに、小学校に入学してからだと、学区を考慮して物件探ししなくてはならず、選択肢が極端に狭まってしまうこともあります。
転校することになれば、仲良しのお友達と離れ、寂しい思いをすることもあるかもしれません。
小学校入学前に、学区のことも考慮した上で、住まい探しをするのは、よいタイミングだと言えます。

「子育ての黄金期」を楽しむためのマイホーム

子どもには、語彙発達の黄金期、スポーツ発達の黄金期、脳発達の黄金期など、黄金期と呼ばれている様々な期間があります。
その中でも、イギリスでは、子どもが6歳~11歳の時期を『子育てを楽しむ黄金期』とする考え方があります。

”生活において何事も手助けが必要な乳幼児期が終わり、生活習慣における自分のことは自分でできる。日々、小さなトラブルはあるかもしれないが、お父さん・お母さんのことが大好きで、一緒にいたいと思っている。でも、残念ながらこの時期は終わりが来て、親から距離を置きたがる時期が来る。だから、この時期をよく楽しんで。”

というのが、『子育てを楽しむ黄金期』です。

できれば、そんな黄金期には、子育てしやすい環境で、落ち着いてマイホームで過ごしたい、と思うのではないでしょうか。

小学校入学前の住まい探しは、ここがポイント

子どもが小学生になる前のタイミングで住まい探しをするとしたら、子どもと暮らしやすい物件や、子育てしやすい環境を選ぶのも大切ですが、少し先のことも見据えて調べておきたいことがあります。

●小学校のことを調べる

まずは、候補とするエリアの小学校の学区を調べてみましょう。学区は各自治体のホームページで調べることができます。次に情報を集めたいのが、学校の雰囲気。新一年生とその保護者のために、学校公開日が設けられることもあるので、日程を調べてみましょう。

さらに調べておきたいのが、通学ルートです。実は、子どもの歩行中の交通事故で、7歳児が突出して多いのです。7歳児といえば、小学1年生・2年生。小さな命を守るためにも、通学ルートの安全性はぜひチェックしておきましょう。通行量が多いところ、道路の幅が狭いところ、ガードレールがないところ、交差点といった場所も危険がありますが、交通事故の発生場所で意外と多いのが、一見普通のまっすぐな道路。友達の後に付いて、確認せずに道路の反対側に渡ってしまうこともあります。ぜひ子どもと一緒に、基本的な交通ルールを確認しながら、通学ルートを歩いてみましょう。

●学童クラブの情報収集

小学生を持つ働くママ・パパにとって頼りになる重要な存在が、学童クラブです。
公立の学童クラブと民間の学童クラブがあり、特徴がそれぞれ異なります。
公立は、費用が安く、小学校内のスペースを利用することが多いので、移動もなく安心です。民間は、施設内で習い事ができるところも多く、仕事をしていると平日は習い事の送迎ができない、という悩みを解消してくれます。
それぞれにメリットがあるので、両方を使い分けているご家庭も少なくありません。
民間の場合で注意が必要なのは申込時期です。
就学前の早い段階から先着順で受け付けしているところもあり、申し込もうとしたら既にキャンセル待ちになっていることもあります。
住まい探しのエリアが決まったら、早めに調べておきましょう。

●習い事を続けられるか?

引っ越しによって、住まいのエリアが大きく変わる場合、今習っている習い事に通うのが難しくなります。検討しているエリアに、同じ習い事を続けられる教室があるかどうか、調べておくとよいでしょう。
また、その教室があったとしても、ファミリー層が急に増えているエリアなどでは、キャンセル待ちで、すぐに入れないことも珍しくありません。
小学校入学のタイミングは、習い事を見直すタイミングとしてもちょうど良い機会です。
一度整理して、新しいことを始めるのも、子どもの可能性が広がるチャンスですね。

●子どものケア

新しいエリアに引っ越すことになる場合には、保育園や幼稚園で慣れ親しんだお友達と同じ小学校に通えない、ということになります。
小学校に入ってしまえば、むしろ子どもの方が新しいお友達を作るのが上手なので、親よりも早く馴染んでしまうかもしれません。
でも、入学までの間は、お友達と離れることに対する寂しさ、小学校という未知の場所に1人で行く不安、などの気持ちを持っている子が多いのです。

住まい探しから、引っ越しまでは、調べることや、やることが沢山あり、バタバタしがちですが、子どもの不安な気持ちに寄り添ってあげることも大事です。
気持ちに共感し、声を掛けてあげるだけでも、子どもは安心するもの。新生活への不安・緊張も親子で楽しむくらいの気持ちで、家族の一大イベントを乗り切りましょう。

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