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2022.05.30 リノベーション インタビュー

自分にしかできないリノベマンションをつくりたい マイプレイス 井上 大哉 

今年3月、株式会社マイプレイスで社内コンテスト「MP(マイプレイス)リノベグランプリ2021」が開催されました。昨年、当社で販売されたリノベーションマンションのうち、デザイン性・プランの面白さ・完成度・コストといった視点で、最も優れた物件を選出するものです。最終選考では3物件がノミネート。営業社員による投票でグランプリが決定されました。

栄えあるグランプリに輝いたのは、横浜・山下公園からほど近いリノベーションマンション。営業担当・伊池、設計担当・井上、施工担当・木下の3名が壇上に上がりました。今回は設計担当者である井上にインタビュー。実は設計チームの中では最年少ですが、この受賞を弾みに更なる成長をと、期待を集めています。

今回、本人の写真を一枚お願いしたところ、サーフィンが大好きとのことで、サーフボードと映るオフタイムの写真が届きました。リノベーションの仕事では、個性を表現したいと語る井上。波乗りのスタイルや価値観に自分の個性を出せるサーフィンと、どこか共通項があるのかもしれません。それではインタビューをご覧ください。

▲受賞物件の間取り(ビフォーアフター)
▲受賞物件の間取り(ビフォーアフター)
自分の個性が発揮できた物件

―グランプリ受賞おめでとうございます!受賞の感想を教えてください。

ありがとうございます。今回初めてこのようなコンテストが行われて、さらに受賞することができて、心の底から喜びました。

ただ、この物件に対しての自信がかなり大きかったので、正直驚きはありませんでした。私は昔から人と同じが嫌で、他人とは違うことがやってみたいという性格なのですが、この物件は、自分が今までやってきた物件の中でも、一番自分の個性を発揮できた物件でした。

―個性を評価してもらえたことは嬉しいですね。こちらの物件は、73㎡という広さなので、ファミリー向けにリノベーションするのが無難だと考えてしまいそうですが、あえてDINKS・シングル向けにターゲットを絞ったと伺いました。

立地がファミリー層ではないこともあり、思い切ってターゲットを絞りました。収納とワークスペースを組み合わせ、間取りの特徴となる場所をつくり、目を引くように狙いました。

 

動線を滑らかにした廊下収納

―確かに、間取りを見ると、玄関~土間~廊下収納のあたりが特徴的だと思いました。土間スペースまでは、他の物件でも見かける間取りですが、そこから廊下収納に続いている点が、他の物件と違いますね。

 

左写真:土間スペース 右写真:廊下・壁背面の収納

土間スペースにある収納では、どうしても奥まってしまい、玄関から他のスペースへの動線が気になっていました。廊下にも収納を設置することにより、滑らかな動線を描ける形になると思い、この形にしました。また、オープン収納という点も目を引くポイントになっているかと思います。ただ、オープンにしすぎてしまうと生活感が出すぎてしまうということもあり、壁の背面に設置しました。

狭めでも快適なワークスペースに

―さらに、その収納の近くにワークスペースをつくったのですね。

 

ワークスペースはLDKや水周りから離した位置に設置しました。理由として、TVやキッチン、浴室などの生活音が軽減できるようにしたかった為です。また、デスク横に可動棚を設置し、書類などの収納スペースを確保しました。畳数が小さい上に、密閉空間だと窮屈に感じる為、室内窓を設置し、開放感を出しました。エアコンも完備してあります。

あと、デスク上に手元のライトを置く際に、右利き・左利きどちらの方でも対応できるよう、コンセントを左右に設置しました。

クールなカフェをテーマに

―集中して快適に仕事できそうなワークスペースですね。さて、リビングダイニングに目を移すと、デザイン性のある棚が特徴的ですね。

リビングダイニングの掃き出し窓側にはかなり大きな柱があり、使いづらいくぼみができ、家具を置きづらい間取りでした。そこで、そのくぼみを活かして、大きな棚を設置する事により、柱を棚と一体化させ、壁のように見せています。ただ棚を設置するだけでなく、背面に間接照明を入れることにより、高級感が生まれ、モダンでクールな雰囲気を引き出しました。

それからキッチンは「バーカウンター」をイメージして、背面カウンター、ペンダントライトを設置しています。

―落ち着きのある大人な雰囲気ですね。物件の全体的な内装のテーマも、そのように統一されているのでしょうか。

はい。木目を基調した柔らかさの中にブラックの部材を使用し、空間を引き締めて、大人っぽくてクールなカフェのような内装をテーマとしました。

営業・設計・施工のスムーズな連携

―内装テーマ・間取りプランとターゲットが合致していて、住む方が想像できそうな物件だと思いました。

実際に、一人暮らしの男性のお客様に購入していただきました。

―まさにターゲットと考えていた方に購入していただいたのですね。それは嬉しいですね!

そうですね。

今回、営業担当の伊池さんとは何度も打ち合わせを行いました。間取りのプランを5つほど提案し、打ち合わせを行いましたが、どれもイマイチぱっとせず、中々決まらなかったんです。

そこで、今回のターゲット、立地などをもう一度細かく考え直し、話し合い、それを踏まえて間取りを書き直し打ち合わせをした際、お互いに「これだ!」と意気投合し、今回の間取りに決定しました。

施工担当の木下さんとは、現場に何度も足を運び、細かい箇所の納まりなどの打ち合わせを行いました。もちろんトラブルもつきもので、想定していた図面通りに施工出来ない部分もありましたが、木下さんの熟練の知恵や提案のおかげで、一つ一つ解決し、完成させることができました。

―3人の連携が良かったのですね。最後に、今後の意気込みを教えてください。

今後は、より新しいものに目を向けて、誰も試していないことに挑戦していきたいです。自分にしかない個性を発揮して、結果、物件に住んでくださるお客様に喜んでいただけたら嬉しいですね。もちろん、次回のコンテストでも受賞できるよう日々精進、努力していきます。

 

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どのような物件に挑戦したいですか、と尋ねたところ、サーファー仕様の海を連想させる物件をつくってみたい、との答え。画一的でなく、十人十色のライフスタイルを実現できるのが、リノベーションならではの良さ。これから、どのようなリノベーションマンションを創造していくのか、その若さと個性に期待が高まります。

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