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【ワークスペースのリノベーション事例】
リモートワークを快適に

リモートワークの増加を背景に、近頃増えているのが、ワークスペース付の物件です。とは言え、自宅での快適な働き方は、その人によって違うもの。今回は、異なるタイプのワークスペースを集めてみました。

ユーティリティ収納とつながるワークスペース

洋室の一角に設けたのは、ワークスペース+収納スペース。収納は、洋服を掛けられるハンガースペースと、棚で構成。この棚は、衣類や小物などを置くのも良し、仕事関連のアイテムをしまうのも良し、住む方のスタイルによって、使い方をアレンジできる収納として位置付けています。棚は可動式なので、衣類をバスケットに入れるのであれば、バスケットの高さに、書類をしまうのであればファイルボックスの高さに、といったように高さを自由に変えることができ、ムダなスペースをつくることがありません。

そして、ワークスペースに取り入れたいのが、室内窓です。空間を広く感じさせる効果がある上に、光を取り込ので、心地良い仕事場が出来上がります。窓が開閉式のタイプであれば、風を通すこともできます。

「集中モード」と「見守りモード」の切り替えが自在なワークスペース

室内窓を設けたワークスペースの事例をもう一つ。
自宅勤務の機会が増え、子どもがいる家庭で聞かれたのは「子どもがずっと同じ空間にいる中で仕事するのは、集中しづらい」「リモート会議に子どもが映りこんでしまった」といった声。子どもがいる中での、自宅勤務の難しさを感じているパパ・ママは、少なくないのではないでしょうか。

そこで、ワークスペースを独立した空間(リビングに隣接する洋室)にしつつ、リビングで過ごす子どもを見守ることができるよう、室内窓を設けました。さらに、集中したい時や、リモート会議の時など、話しかけてほしくない時には、カーテンを閉めて視界をシャットアウトできるように。子ども側から見ても分かりやすいので、「今はお仕事の部屋に行かない方がいい」と理解してもらいやすくなります。

多用途で使えるリビング一体型ワークスペース

ワークスペースのために個室は使えないけれど、ミニ書斎は欲しいとお考えであれば、リビングの中にワークデスクを備え付けてはいかがでしょうか。家族共用のデスクとして使えるのも、リビングに設置するメリットです。ロングデスクであれば、子どもは勉強、パパはお仕事、など二人同時に使うこともできます。

家族との距離感が一番短くなるので、目が離せない年齢の小さな子どもがいる家庭にも、適したレイアウトと言えます。

オン・オフの切り替えがはっきりできるワークスペース

逆に、仕事の時は家族との距離感を保ちたい、仕事とプライベートの境界をはっきりしたい、という方には、個室タイプか、寝室の一角にワークスペースを設けるのがおすすめ。落ち着いた環境で、集中して仕事に取り組むことができます。プライベートなスペースなので、自分が快適に仕事できるよう、仕様やインテリアにこだわるのも良さそうです。

快適なワークスペースをつくるアイディア

自分が仕事をしやすいように機能をプラスできるのも、リノベーションならでは。例えば、デスク周りには欠かせないコンセントを、デスク下にも取り付けておけば、ワゴンなどに置いたプリンタとの接続がスムーズです。
 

さらに、デスク周りの壁面も活用したいところです。有孔ボードを設置して、レイアウトを考えるのも楽しいかもしれません。文房具などの細かいアイテムも、すっきり片付けることができて、見た目にもおしゃれです。また、壁面にマグネットが付くスペースをつくれば、メモやアイディアなど、書き留めた紙を貼っておくことが可能に。

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どのようなワークスタイルなのか、ファミリーや2人暮らしであれば距離感をどうするか、という視点を取り入れると、より居心地の良いワークスペースを手に入れることができます。快適なワークスペースがあれば、自宅でも充実した仕事時間を過ごせそうですね。

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