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2020.10.12 ひと DIY

DIYで自分の家がどんどん好きになる
マイプレイス 中村 龍大

自分の手で部屋の改装をしたり、インテリア用品をつくって、自分らしい快適な空間を楽しむ「DIY」。自宅で過ごす時間が増えたこともあり、TVや雑誌などで、よく話題に取り上げられています。
そして実は、マイプレイス社員にも、自他共に認めるDIY男子がいるんです。自宅の床・壁・天井から家具に至るまでDIY。今回は、自宅を紹介してもらいながら、自分らしい暮らしを楽しむヒントを聞きました。
 

PROFILE
株式会社マイプレイス 中村 龍大
中古マンションの仕入業務に従事。
「海」をコンセプトに1DKの自宅をDIY。室内は、DIYしていない部分を探すのが難しいほど、自らの手で作り込んでおり、住宅雑誌に取り上げられたことも。周囲にDIYのアドバイスを求められることも多い。二週に一度は、趣味のサーフィンに出掛ける。
意外と複雑な作業がない

―(自宅の写真を見ながら)ほぼ全てDIYですね!難しそうにも感じますが、どのようにつくっているのか教えてください。

cotosumu

まず壁は、賃貸でもキズの心配なしに柱をつくれる「ディアウォール」を使って、杉板を貼っています。材料費は、2~3万円くらいですね。床は剥がせるタイプのクッションフロアを貼っています。
本当はフロアタイルを貼りたかったのですが、コストの関係で(コストが安く最近は見栄えするものが多い)クッションフロアにしました。壁も床も、実は複雑な作業はあまりないので、やってみると意外と簡単ですよ。床は一度ズレてしまうと修正するのが大変なので、置くだけのタイプなら原状回復時の取り外しも簡単でもっと手軽にできると思います。
天井の梁は、ホームセンターで木材を3.5mにカットしてもらって、最近多くのホームセンターにあるトラック無料貸出しサービスを利用して自宅に持ってきました。ホームセンターでは、1カット50円などで木材を希望通りのサイズにカットしてくれますし、工具を貸し出してくれるDIYコーナーを設けているところもあるので利用してみるのも面白いですよ。

―DIYというと、道具を揃えなくてはできないイメージがあります。

テーブルとかちょっとした棚をつくる作業なら、ほぼインパクトドライバー(電動ドライバー)だけでできます。のこぎりもあったら便利かな、というくらいで、実はそんなに道具を揃えなくても大丈夫です。のこぎりも、ホームセンターで木材をカットしてもらえば、わざわざ買う必要がありませんし、工具貸し出しサービスを利用すれば実際買う必要もないですよ。
インパクトドライバーはネットなどで5,000円程度から購入ができます。また、購入を検討されるならコード式ではなくバッテリー式を選んだ方が場所を選ばないので楽ですよ。

―サーフボードを立て掛けているものも、DIYですよね?

cotosumu

ネットで販売されていたサーフボードラックを見て、扉横のスペースを考えながらこれならつくれるかなと思い、壁付けのものをつくってみました。チェーンを付けて、サーフボードが倒れてこないようにしています。照明は、海で拾ってきた流木を使いました。海辺を探してみると意外といい感じの流木ってたくさん落ちているんですよ。
後ろの壁は、賃貸でも剥がせる壁紙を貼っています。剥がす時に糊が残らないように最後水拭きするのですが、跡も残らずきれいに剥がせるので、気軽にできますよ。
壁に取り付けているフレームと、棚もDIYです。スイッチカバーも変えていますし、扉とインターホン以外、全部DIYですね。

―家具の細かい部分も、インテリアのコンセプトが徹底されていますね。

cotosumu

タイルを貼って、波は自分で描きました。取っ手の亀は偶然見つけて。家具もほとんど自分でつくっていて、オイル塗装などでヴィンテージ感を出しています。最近ソファがガタついてきたので次はソファをつくろうかと構想中です。

住みながらカスタマイズしていく

―これだけ室内を仕上げるのに、どれくらい時間が掛かるものですか?

住みながら一つずつプランを考えて決めていくスタイルなので、1年以上かけてじっくりつくっていった、という感じですね。その方が途中でこっちのほうが便利なんじゃないか?という気づきがあったりしてより良いものができると思っています。時間はかかりますけどね。

―自分でつくることで、家に対する愛着がどんどん湧いてきそうですね。ところで、DIYは、どんなきっかけで始めたのですか?

1人暮らしがきっかけでDIYを始めました。新しい物件だと狭くて家賃が高いですよね。それよりは、築年数が古くても、家賃が安くて広めの物件の方が、自分で好きな空間をつくればコストも抑えらるし、快適に暮らせるんじゃないかと。
あとは、父が建築関係の仕事をしている影響もあるかもしれません。小さい頃から道具が家にあったので、自然と馴染みがありました。父と二人で、ものづくりをすることもあって、例えば、棚が欲しい、ということになれば、父とつくったりしていました。
今でもたまに二人でDIYすることがあって、最近では実家のリビングに収納を取り付けたりしました。父は今、建築会社を経営していて、いつか一緒に仕事ができたらいいなと思っています。

手軽にできるものからでも気分が変わる

―リノベーションマンションに関わるお仕事をされているわけですが、リノベーションマンションとDIYの関係についてはどう思いますか?

リノベーションマンションは、すでに室内が新築みたいに綺麗になっているので、まずは住んでみて、住みながら自分の好きな空間に変えていく、というスタイルが向いていると思います。
簡単に変えられるところからやってみるのもおすすめです。例えば、一部の壁紙を好きなものに変えるだけで部屋の雰囲気がガラッと変わり、家で過ごす時の気分も変わります。私の場合は海が大好きなので、ブルーの壁紙を貼り、流木など海関連の雑貨をおいてサーフィンに行けない時も海を感じられる空間を意識しています。壁紙は全面に貼ってしまうと、くどくなってしまうので、アクセントとして一部に貼るのがおすすめです。
スイッチカバーなども、最近では100円均一などでもおしゃれなものが売られていますよね。DIYのパーツを販売するお店も増えているので、気に入るもの自分のお気に入り雑貨を探すのも楽しいと思いますよ。

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